トーリアからSarrbrukenへはルクセンブルグ経由で帰った。
道路沿いの南側斜面には広大なブドウ畑が広がる。モーゼルワインの生産地である。
モーゼル地方のワイン畑(リースリングを栽培)
ワインは畑とワイン農家
Orchloz近くの風力発電。ドイツでは電力の約12%は風力発電(2016年)でまかなう
Elmar先生が、Sarrbrukenに帰る途中に絶景の場所があると案内してもらったのがOrscholz(オルショルツ)にある一番新しい国立公園(Hunsruck Hochwald)中に建設されたTreetop Walkを楽しむ施設だった。
ビジターセンターで休憩
入場料10ユーロを支払って、Treetop Walkのスタート。この地点の高さは3m。
公園内に建造された緩やかな傾斜(最大斜度は6%)のついた木製の回廊を進む。
樹間を回廊で進むと徐々に高さが増す(Baumwipfelpfad Saarschleifeのパンフ写真から)
高い樹木の間の回廊を1km余り進むと高さは地上から23mにもなる。
タワー近くの回廊からはドイツトウヒの樹冠に手が届く
回廊の先に巨大な木製のタワー。車いすや老人、幼児でも登れるように設計された緩やかな傾斜のランプ(螺旋回廊)を5周回ると、高さ42mの展望台に(ここまでの距離は1,250m)。この展望台から、豊かな森林の中をヘアピン状に蛇行するザール川を望む絶景を楽しむことができる。
ランプを登ると展望台(42m)に
高さ42mの展望台
展望台から蛇行するザール川が
展望台から下を望む。展望台の下にも別の展望台が。
展望台の看板は、ザール川からタワーを見上げた様子
タワーとザール川を撮った航空写真(Baumwipfelpfad Saarschleifeのパンフ写真から)
この日は、野鳥や、リスに出会わなかったが、時期、時間によっては見ることができるようで、森林環境を体験学習できる。
展望タワーを降りて、再び別のルートで回廊を下ると出口に出て、回廊を見上げながら、林間をビジターセンタまで戻る。
回廊を降りてビジターセンターに向かう
国立公園の看板
タワーに向かう回廊
回廊下をくぐると左側にビジターセンター
ビジターセンターに到着(ここは、会議室、結婚式場としても使われている)
続く