阪急百貨店の内覧会に整然と並ぶ買い物客の流れ

10月24日(火)の10時半に待ち合わせ場所のヒルトンホテルに向かう途中、阪急梅田駅から阪急百貨店前を通りかかった時、拡声器の音と、多くのカードマン、その向こうには多くの人の列が私の目に飛び込んできました。偶然にも阪急百貨店の先行開店(内覧会)に出くわしました。阪急百貨店が2期棟先行オープン10月25日に先駆けてお得意さまに限ってオープンしたもので、開店を9時40分に繰り上げたにもかかわわらず、10時半でも入店までに招待状を持っていても30分待ちとのこと。整然と並んで行進している様子は圧巻でした。

写真1 コンコース前のデパートの入り口

写真2 ガードマンによる入場整理(30分待ちのプラカード)

 
阪急百貨店本店の建て替えは、2005年の秋に始まり、建物の半分を取り壊し、残りの半分のスペースで営業を続けながら2期に分けて行われ、今回2期工事が終了し11月21日のグランドオープンを前に仮オープンされました。地下2階、地上13 階、売り場面積80,000m2で日本でも屈指の売り場面積になります。これまでの百貨店のイメージを一新するコンセプトで、百貨店から生活情報を発信することを目指し、9階から12階にかけて、高さ16m、広さ10,000m2ものイベント広場「祝祭広場」、ファッションショー等を催す「阪急うめだホール」、「阪急うめだギャラリー」等が設けられ、これらの総面積は売り場面積の2割16,000m2にも達するとのことです。屋上にも1,000m2の屋上広場も設けられるとのことで、是非とも一段落したらゆっくりと見学したいと楽しみにしています。

写真4 祝祭広場

丹波市氷上町水分れ

本州の背骨にあたる中央分水界の中で、日本で一番低い分水界として有名な丹波市氷上町石生に位置する水分かれを見学に行ってきました。

写真1 水分れの側にある公園の看板

水分かれの位置は石垣で囲まれた水路(写真2)にあり、ここに降った雨は、二方に分かれます。一方は瀬戸内海に、もう一方は日本海側に流れるとのことです。ここが分水嶺かと思うほど、低い位置にあります。

写真2 水分かれの場所(ここで水は2方向に分かれる)

この水分かれの周辺が水と親しみ、水に考える親水公園として整備されています。分水界を象徴する人工の滝(写真3)や水分かれの池などが整備され、当日は、小学生が遠足に訪れていました。

写真3 分水界を象徴する人工の滝

同じ氷上町清住にある巨大なコスモス畑にも立ち寄ってきました。

写真4 コスモス園の看板

このコスモス畑は、氷上町清住にある達身寺周辺の7ha(甲子園球場の1.8倍)の休耕田を利用して作られています。色鮮やかな様々な種類のコスモスが開花していて、10月始めからのコスモス祭りが行われていました。熊本県阿蘇の西原村の萌の里周辺のコスモス畑や、阿蘇高森のコスモス畑はこれまで何度も訪れたことがありましたが、氷上町のコスモス畑は広さ、種類の多さから、私がこれまでに見たコスモス畑の中では一番立派なものでした。

写真5 奥から赤、白、ピンクのコスモス

写真6 どこまでも続くコスモス畑