東福寺の紅葉

ドイツから友人のWolfram夫妻が昨年に続いて京都観光のために来日。昨年の京都滞在が余程印象深かったのか、今回も民泊を利用して3週間滞在します。
11月28日に四条河原町の高島屋前で待ち合わせて、近くの京野菜のレストランで昼食をとり、その後、天気も良かったことから、Wolframの希望で東福寺に行きました。私も東福寺は初めて。東福寺は鎌倉時代に、摂生関白・藤原(九條)道家が九條家の菩提寺として造営したもの。聖一国師こと円爾弁園(えんにべんねん)が九條道家に迎えられ東福寺を開山している。円爾弁園は天皇より初めて国師号を送られた禅僧。通天橋から眺める紅葉が有名で、今年もテレビで、ドローンで撮影した紅葉の様子が紹介されていた。
六波羅門を通って東福寺の境内に。平日というのにすごい観光客で溢れている。境内に入りすぐ右手に国宝の三門がドーンと建っている。

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国宝の三門

三門の向いには「東司」が。通称「百雪隠」と呼ばれる巨大な便所で、中を覗くと多くの壺が並んで埋められていた。

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大きなトイレ・東司

本堂を右手に進み、「通天橋」の拝観受付所でチケットを購入して赤や黄色の紅葉が迎える境内に。日本人のツアー客、外国からの観光客が数珠つなぎ。

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紅葉に彩られた散策道を進み、聖一国師を祀る開山堂へ。ここで江戸中期の名園を眺めながら、しばし休憩。

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開山堂前の日本庭園

次いで通天橋に。ここから眺める紅葉は絶景。多くの観光客がカメラ、スマホで撮影するため立ち止まり、大混雑。帰りのタクシーの運転手の話では、週末はガードマンが出て、立ち止まらないよう誘導しているとのこと。

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観光客で込み合う通天橋

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通天橋から本堂を望む

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落ちた赤い紅葉と手前の黄色の紅葉のコントラストが素晴らしい

通天橋を下り終えると出口。出た所には多くの屋台が出て賑わっていた。

次いで、「方丈庭園」の見学に。方丈とは禅寺の僧侶の住居である。国指定の名勝「方丈庭園」は、昭和の名作庭家・重森三玲(みれい)の作(昭和14年)。方丈の東西南北に四庭ある。中でも南庭の「八相の庭」が有名で、Wolframはこの庭にすっかりご満悦で、盛んにカメラのシャッターを押していた。

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南庭の「八相の庭」

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方丈の通天台から通天橋を望む

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北庭(コケと敷石で構成する市松模様)

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東庭(石は北斗七星に見立てている)

大連星海跨海大橋

2年ぶりに中国・大連へ、懇意にしている大連理工大学・環境生命学院の楊楓林教授が、脳血栓を患ったことを知り、お見舞いに出かけた。幸い、右脳の血栓ということで、話すこと、右手は問題がなく、左側に麻痺が残った状態。現在リハビリ中で、杖を使って少し歩けるまで回復している様子で、早く元気になってと祈るばかりです。
今回使用したホテルは、定宿としている星海公園近くの海の見える「ベイショアホテル」。前回このホテルに泊まった際には、ホテル前の海に橋をかける工事が行われていたが、この橋が2015年10月に完成。「大連星海跨海大橋」と命名された。大連市役所からハイテクパークを繋ぐ道路の車の混雑解消を目的に、4年がかりで建設された二階建て構造の星海湾を跨ぐ全長6・8㎞の橋である。

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ホテル前のヨットハーバーと「大連星海跨海大橋」

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「大連星海跨海大橋」の先は開発の進むハイテクパーク。中央左にはバンジージャンプ塔。

上部の道路はハイテクパークに向かい、下部は森林動物園のある濱海大道に向かう、各4車線の一方通行の橋である。中国・東北地方では最長の橋で、橋の中心部となる星海公園前が、船舶の航行のあることから吊り橋となっている以外は、桁橋となっている。この橋の開通によって、大連市中心部を行き来する交通混雑は大幅に改善されたと思われるが、教え子の喬森教授に聞いてみると、それほどでもないとのこと。橋の建設に要した4年間で車が大幅に増えたことから橋建設の効果が相殺されたのではないかと推察される。
この「大連星海跨海大橋」は夜間には時々刻々と色が変わるイルミネーションが施され、大連の新たな観光スポットとして注目されている。部屋の窓から撮った「大連星海跨海大橋」のイルミネーションは見ていて飽きがこなかった。

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吊り橋の陸側は海星公園

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ハイテクパークに向かって伸びる電飾された「大連星海跨海大橋」

大連滞在中、最初の2日(11月20日、21日)は風が強くなく、晴天なのにスモッグが掛かった状態であったが、22日と23日は風が少しある快晴で、中国にしては珍しい青空であった。

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写真中央に見える煙突の煙が真横にたなびく風で大連の空はブルー