コロナ禍以来、大川沿いの毛馬桜ノ宮公園をウオーキングすることが健康維持の日課になっている。今年は、梅雨とはいえ雨が少なくて気温が高く、6月末の気温としては100年ぶりの暑さとのこと。ウオーキングは早朝に大川沿い木陰を選んでいて、最近は、自宅を出て大川沿いの右岸を下り、天満橋、天神橋を往復するコースが多い。
大川沿いの散歩道(正面が造幣局、右の橋が桜ノ宮橋)
6月24日は日差しが強かったこともあり、川崎橋を渡って、大川左岸を遡るコースをとった。木陰の道を進んだ先の瓢箪池に多くの人が群がっている。近づていてみると、ハスが開花して、このハスの花が目当て。ハスは開花が始まったばかりで、見ごろはまだ少し先か。この瓢箪池は、ハスの開花時期以外は、子供たちに人気で、休日には水遊びをする多くの親子連れで賑わっている。
大川左岸の遊歩道とベンチ。この先に瓢箪池
蓮池の周りを一周して写真撮影した。
ハスの栽培には、土壌もさることながら、水の管理が難しい。
瓢箪池の縁に排水口があることから、大川の水をくみ上げて、池にかけ流していることがわかる。
排水溝が写真下に見える
この日は、アオサギもこの池に飛来していた。この池に住むエビや小魚を狙ってきていると思われる。
アオサギもハスの鑑賞に?
この池には、多くのアメンボウ、メダカが見られ、高い生物多様性が維持されている。
瓢箪池では、ハスとともにガマが共生していた。ガマを良く観察すると、雌花群と雄花群の間の茎の色が緑であることから、ヒメガマであることわかった。
ハスの栽培は、土の質、肥料、水を新鮮に保たなければならないので、維持管理に手間がかかる。大阪市公園事務所の管理が行き届いていることから、市民が都会の真ん中できれいなハスの花を楽しむことができている。