10月30日から11月3日にかけて中国・瀋陽に出かけていました。
瀋陽ではすでに冬が始まっていて、滞在中最低気温が-5度、最高気温+5度の日が続きました。尖閣列島問題で瀋陽での治安を心配しましたが、全く問題はありませんでした。ただし、関西空港―瀋陽便は週6便から2便に大幅に減便され、不便になりました。日本車で走っていて襲われるといったことが報道されただけに少々心配しましたが、これまで同様に街中では多くの日本車が走っていましたし、日本レストランも正常に営業されていました。ただ1件、街中に駐車しているホンダの車で、フロントグリルのエンブレムのHのマークが赤い中国国旗のシールで隠されているのを見かけました。
写真 中国国旗のシールで日本車のエンブレムを覆う
今回の瀋陽滞在では、中国東北地方の名物である“酸菜”を沢山頂きました。
酸菜(さんさい)は、白菜を晩秋に塩漬けして一ヶ月程度自然発酵させて、冬季におもに鍋料理の材料として用いる漬物です。ドイツのザウアークラウトに似ています。一般的には、酸菜と豚肉を煮込んで(香辛料としてサンショ等を加えます)食べます。山菜の酸味と豚肉とよく合い、冬の鍋料理として最高です。
写真 暖かくて美味しい酸菜料理
写真 酸菜入の餃子
写真はレストラン前に積まれた酸菜作りに使う白菜。個人の住宅の前におかれた天日干しされた白菜です。(ちなみに白菜は1個10元程度と安いそうです)
写真 レストラン前に積まれた白菜