香嵐渓の紅葉

11月26日、新幹線で新大阪から岐阜羽島駅に。出迎えの観光バス(岐阜バス)に乗り換え、岐阜公園内の岐阜市歴史博物館の中の「麒麟がくる 岐阜大河ドラマ館」を見学した。

新型コロナ対策でヘッドレストにアクリル板が設置

今年の大河ドラマの主人公である明智光秀にスポットを当てた展示であった。ドラマに登場する衣装や小道具の展示、3面の4Kモニターでの撮影秘話の紹介などが興味が惹かれる内容。

麒麟がくる 岐阜大河ドラマ館

岐阜城(稲葉山城)は下から見上げるだけ。

岐阜公園から「香嵐渓」まではバスで1時間40分。12時半に香嵐渓に到着。香嵐渓のシンボルである「待月橋(たいげつきょう)」まで、土産物店、飲食店、露店が並ぶ。待月橋の近くの香嵐亭で昼食。店は密を避けるために席の間隔を空け、お客を入れて、少々待たされた。

昼食後、紅葉見学に。待月橋を渡り、香嵐渓広場を通り、香積寺(こうじゃくじ)に。香積寺は曹洞宗の古刹で香嵐渓の名前の由来となったお寺。香積寺の11世住職の参栄が般若般若心経を一巻詠む毎にカエデやスギを1本ずつ巴川沿いの参道に植えたと伝えられ、この事から地元では「もみじの開祖」とも呼ばれている。後に大正から昭和に掛けて地元住民により植え足された事で紅葉の名所となった。(Wikipediaより)

参栄禅師供養塔

香積寺

窓越しに望む香積寺の庭園
その後、巴川沿いを上流に歩くとつり橋(香嵐橋)に。紅葉の早い場所とのことで紅葉に照らされるつり橋を楽しむことはできなかった。つり橋を引き返し、香積寺前を過ぎたところに、「風外碑」がある。

風外禅師の碑

風外禅師は香積寺21世の住職で、余技の画技が一家をなして後世に名を残している。この碑の周辺が良く手入れされていて、紅葉の盛りにはさぞ絶景であろうことが想像された。風外碑を過ぎ、紅葉のトンネルを歩くが、ここも残念なことに紅葉がほとんど終わっていた。

盛りの過ぎた紅葉のトンネル

もう一度、待月橋に戻り、残っている紅葉を使って記念撮影。

巴川をまたぐ待月橋と紅葉

香嵐渓を出て、本日の宿泊施設、掛川つま恋リゾート彩の郷に。東名高速を使って、18時に到着し、1日目の観光が終了。