長居植物園のアジサイ

6月7日(金)に大阪市立の長居植物園に紫陽花の鑑賞に出かけた。長居植物園は24.2haの広大な大阪市立植物園で、アジサイ園、バラ園、ハナショウブ園など11の園があり、四季を通じて花々を楽しむことができ、大阪では人気の植物園。
正門を進むと大池が目に入る。左側の遊歩道を進むと左側に沢山の白い花が壁のようにキョウチクトウであった。

白い花をつけた夾竹桃
さらに歩道を進むとハナショウブ園で、多種多様なハナショウブが見頃を迎えていた。

藍草紙(あいぞうし、濃いブルー紫の花)

士清(ことすが、白地に紫の縁の花)

五月晴(白にピンクのぼかしの花)

ハナショウブ園右手の大池には、色とりどりの可愛いスイレンが見頃となっていた。

赤と黄色の睡蓮

さらに園内を奥に進むと目的のアジサイ園に。雨の多い季節に花咲く紫陽花なので、梅雨入りの遅れている今年は、心なしか元気さに欠けていた。園内を流れる渓流沿いに様々な種類の紫陽花が見頃を迎えていた。真っ赤なアジサイや、カシワバアジサイが印象的に残った。

可憐なポールズ・ヒマラヤン

伊豆の華(東伊豆で発見されたガクアジサイ)

宝石のようなマジカルルビーレッド


アジサイ園を一周した後、シャクナゲ園を通り過ぎダリア園に。色とりどりの大型のダリアが見頃であった。

ダリア園の全景

大輪のダリア

ダリア園を過ぎるとバラ園。バラ園の左側に沢山の紫の花をつけた大きな木が目に入った。初めて目にするジャカランダ。

ジャカランダの木

ジャカランダは中南米原産の高木で、ホウオウボク、カエンボクと並んで世界三大花木の一つ。下から見上げるとまさしく紫色の雲のようで、日本名の「紫雲木」が納得できる。
最後にバラ園を見る。盛りが過ぎたものが多かったが、いつも見慣れている大阪市中之島公園のバラ園とは違ったつる性のバラが見頃であった。。中でも、3m近くの紫色のプリンスチャールズが4-5株ひときわ目を引いていた。

プリンスチャールズ

一重の赤いつるバラ、カクテル(アランドロンの恋人、ロミー・シュナイダーに捧げられたバラとして有名)

植物園内にある「自然史博物館」と「花と緑と自然の情報センター」に立ち寄り、植物園を後にした。

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