本州の背骨にあたる中央分水界の中で、日本で一番低い分水界として有名な丹波市氷上町石生に位置する水分かれを見学に行ってきました。
写真1 水分れの側にある公園の看板
水分かれの位置は石垣で囲まれた水路(写真2)にあり、ここに降った雨は、二方に分かれます。一方は瀬戸内海に、もう一方は日本海側に流れるとのことです。ここが分水嶺かと思うほど、低い位置にあります。
写真2 水分かれの場所(ここで水は2方向に分かれる)
この水分かれの周辺が水と親しみ、水に考える親水公園として整備されています。分水界を象徴する人工の滝(写真3)や水分かれの池などが整備され、当日は、小学生が遠足に訪れていました。
写真3 分水界を象徴する人工の滝
同じ氷上町清住にある巨大なコスモス畑にも立ち寄ってきました。
写真4 コスモス園の看板
このコスモス畑は、氷上町清住にある達身寺周辺の7ha(甲子園球場の1.8倍)の休耕田を利用して作られています。色鮮やかな様々な種類のコスモスが開花していて、10月始めからのコスモス祭りが行われていました。熊本県阿蘇の西原村の萌の里周辺のコスモス畑や、阿蘇高森のコスモス畑はこれまで何度も訪れたことがありましたが、氷上町のコスモス畑は広さ、種類の多さから、私がこれまでに見たコスモス畑の中では一番立派なものでした。
写真5 奥から赤、白、ピンクのコスモス
写真6 どこまでも続くコスモス畑