7月17日―19日に月山、鳥海山、蔵王を巡るツアーに参加した。東北地方に停滞していた梅雨前線の影響もあったが、大阪の酷暑を忘れて3つの山を楽しむことができた。
17日、伊丹から仙台空港に飛ぶ。仙台空港は東北大震災の津波で大きな影響を受けたが、現在ほぼ元通りに復興されている。空港から、ツアーバスで東北自動車道、山形自動車道を乗り継ぎ、月山に向かう。
月山は山形県の中央に位置する日本百名山の一つで標高1,984m。月山は出羽三山(月山、羽黒山、湯殿山)の中では一番標高が高い。出羽三山の山頂には月山神社、出羽神社、湯殿山神社があり、修験道を中心とした山岳信仰の場として多くの修験者、参拝者を集めている。
羽黒山神社前で登山ガイドさんを拾って月山に向かう。月山ビジターセンターの手前を右折すると月山高原ラインの起点に。起点から8合目までは約18.8㎞の細い一車線の道路。退避場所のないところでの車の離合は難しく、約1時間かけて標高1285mの8合目に到着。ここから、標高1400mに広がる弥陀ヶ原湿原を散策に木道を進む。当日、弥陀ヶ原湿原にはガスがかかり、まさしく神秘的。約1時間かけて散策し多くの高山植物を楽しむことができた。以下、撮影した高山植物を紹介する。写真と花の名前が違っているかも分かりませんがお許しを。
整備された木道を進む
ニッコウキズゲ
ニッコウキスゲの群落
ハクサンシャクナゲ
ガクウラジロヨウラク
マルバシモツケ
ミヤマウスユキソウ
イワウメ
イワカガミ
一輪だけ見つけたミズバショウ
月山は、秋の紅葉も美しいが、高原植物が咲き誇る7月が一番良い、
この日は、ガスが多くても、なかなか良い日という話でした。