韓国の結婚式

11月17日、ソウル市での、韓国人の親友の息子さんの結婚式に出席した。これまで、中国、ベトナムでの教え子の結婚式の経験はあるが、韓国の結婚式に出席するのは初めて。韓国の教え子から服装、お祝い金のこと、前もって情報を得て出席した。

新郎、新婦のお父さんが中小企業の社長さんということもあり、出席者500人の盛大な結婚披露宴。受付は日本と同じで、記名してお祝い金を渡す。その後、開演までの時間は、式場横の庭園でドリンクサービスを受けて過ごす。

宴会場の入口横には新郎、新婦(後ほど、新郎も加わる)の両親がお出迎え。

420人収容の巨大なホール。右側は長いバージンロード(このホールに全ての出席者の席が設けられないので、100人収容の別室が設けられた。式の様子はスクリーンに映し出される)

式次第は日本とは少し違うので、紹介する。
①新郎、新婦のお母さんが揃って入場、②続いて新郎入場、③新婦がお父さんと入場、④新郎に新婦を引き渡す、

バージンロードを新婦と新婦のお父さんが歩き、新郎に新婦を引き渡す様子

⑤新郎、新婦が両親に挨拶、⑥仲人役の新郎の恩師の大学教授による新郎新婦に対するスピーチ、

舞台の前面のスクリーンに映し出された仲人役の大学教授によるスピーチの様子

⑦記念撮影、⑧新郎の友人による歌によるお祝い、⑨お色直し、⑩スライドショー、⑪ウエディングケーキ入刀、⑫新郎新婦、ご両親が各テーブルにお礼の挨拶回り、⑬三々五々に退席、⑭祝宴終了後、身近の親族のみが民族服に着替えて懇親、その後記念撮影

宴席の様子(新郎サイド)
特に式の終わり方が日本とは違い、新郎新婦の両親への感謝の言葉、花束の贈呈がないうえ、新郎、新婦、ご両親の見送りもなし。これは、中国、ベトナムも同じで、日本のやり方が独特なのでしょう。
式は12時30分に始まり、約2時間で終了。式場、テーブル席を飾っていた生け花は、祝宴終了後、係員が一斉に抜き去り、宴会場を出たホールでスタッフ5,6名で多くの希望者に花束として渡して華やかでした。

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